新型TREK Domane Gen 5を試乗|SL4・SL5・SL7・SLRを乗り比べました

先日、TREKの新型Domaneの発表・試乗会へ行ってきました!

今回試乗できたのは、Domane SL 4 / SL 5 / SL 7 / SLRなど。

長年Domaneを象徴してきた「IsoSpeed」がなくなるなど、今回はかなり大きなモデルチェンジです。

スペックの詳しい説明だけでは分かりにくいので、今回は実際に見て、乗って感じたことを中心にご紹介します。

IsoSpeedがなくなった、新しいDomane

新型を見て、まず気になるのがIsoSpeedの廃止だと思います。

IsoSpeedは長年Domaneを象徴してきた機構であり、快適性の高さを分かりやすく感じられる特徴でもありました。

(前作に採用されていたダウンチューブ内のストレージも、新型ではなくなっています。)

一見すると「装備が減った」とも見えます。

でも、実際に乗ってみると印象は少し違いました。

よりシンプルに、より軽く、そして走りが洗練された。

今回のモデルチェンジは、そんな印象です。

新型は35Cタイヤを標準装備し、最大40mmまで対応。

IsoSpeedだけに頼るのではなく、フレームやシートポスト、タイヤなど、バイク全体で快適性を作る方向へ進化しています。


乗ってみると、想像以上に軽快。

実際に試乗して最初に感じたのは、

「Domane、かなり軽快になったな」

ということ。

快適なのはもちろんですが、ペダルを踏んだときの反応が以前より分かりやすくなっています。

IsoSpeedを廃止しながら快適性を大きく損なわず、軽さや反応の良さが増した事が大きな要因かなと!

もちろん乗り心地には個人差がありますが、実際に乗って感じたのは、

「快適性のために何かを追加する」のではなく、「シンプルにしても快適に走れるようになった」。

ということ。

何かを足すことで進化するのではなく、必要がなくなったものを減らせるのも技術の進歩。

ここが新型Domaneの面白いところだと思います!


Madoneとは、ちゃんと違う。

(CRAFTオーナーのMadone SLR)

“新型Domane試乗会前に、愛車のMadoneに乗ってから現地に向かいました”

新型Domaneはかなり軽快になりました。

ただ、Madoneのようになったわけではありません。

むしろ乗り比べて感じたのは、

DomaneとMadone、それぞれの個性がより鮮明になったこと。

速さ、エアロ性能、登りでの軽快さ。

そこに魅力を感じるなら、Madoneはやっぱり良いバイクです。

一方のDomaneは、

ロングライドをしたり、荒れた舗装路を走ったり、ときには未舗装路へ入ってみたり。

一台でいろいろな場所へ走りに行ける。

ここが大きな魅力です。

DomaneはMadoneの代わりではないし、MadoneもDomaneの代わりではない。

どちらが上というより、

「その自転車で何をしたいか」

で選んでもらうのが一番だと思います。


個人的に好印象だった「SL 7」

今回乗った中で、特に印象に残ったのがDomane SL 7

SRAMの1×13速を採用したモデルです。

フロントディレーラーがなく、チェーンリングは1枚。

見た目も操作もシンプルです。

実際に乗ってみても、この潔さが新型Domaneによく似合っていました。

シンプル・イズ・ベスト。

IsoSpeedやストレージをなくし、よりシンプルになった新型Domaneのコンセプトにも合っているように感じます。

個人的にもかなり好きな組み合わせでした。


SL 5なら、Madoneとも悩んでほしい。

価格帯を考えると、Domane SL 5とMadone SL 5で悩む方も多いと思います。

ここは、ぜひ悩んでください(笑)

軽快さや登り、エアロロードらしいデザインにピンとくるならMadone。

Madoneも最大32Cのタイヤを装着できるので、タイヤや空気圧を工夫すれば意外と幅広く楽しめます。

一方、

ロングライド、荒れた舗装路、未舗装路まで含めて遊びたいならDomane。

この辺りはカタログだけを見て決めるより、

「普段どこを走っているのか」

「これから何をしてみたいのか」

まで含めて考えた方が、後悔のない一台を選べると思います。

ここはぜひ店頭でご相談ください。


CRAFTおすすめは「Domane SL 4」

そして今回、特に注目しているのがDomane SL 4です。

カーボンフレームの新型Domaneを30万円前半から選べるのは、かなり魅力的だと思います。

これからロードバイクを始めたい方。

アルミロードからカーボンへステップアップしたい方。

そんな方にもおすすめしやすい一台です。

最初はそのままたくさん乗って、必要になったらタイヤやホイールを変えていく。

自分の楽しみ方に合わせて育てていく。

そんな付き合い方もできるモデルです。


これまでのDomaneも、大切に。

新型Domaneは確かに進化しています。

軽くなり、シンプルになり、走りも洗練されました。

でも、新型が登場したからといって、これまでのDomaneの価値がなくなるわけではありません。

IsoSpeedもダウンチューブストレージも、従来のDomaneだからこそ持っている魅力です。

これまでのDomaneが積み重ねてきたものがあって、その先に今回の新型があります。

だから、すでにDomaneに乗っている方には、

今の愛車をこれからも大切に楽しんでいただきたいと思います。

そして、これからロードバイクを選ぶ方には、よりシンプルに、軽快になった新しいDomaneも知っていただきたい。

新型だから良い、旧型だから悪い。

そんな単純な話ではなく、それぞれに良さがあります。


どこへ走りに行きたいですか?

SL 4からSLRまで乗ってみて感じたのは、

新型Domaneは「快適なロードバイク」というだけではなくなった。

ということ。

軽快に走れて、長距離も走れて、路面を選ばず遊べる。

それでいて、構造は以前よりシンプルになりました。

MadoneにはMadoneの良さ。

DomaneにはDomaneの良さがあります。

大切なのはスペックだけではなく、

その一台で、どこへ走りに行きたいか。

CRAFTではサイズやグレードだけでなく、普段の走り方や、これからやってみたいことまで伺いながら一台をご提案しています。

新型Domaneが気になっている方。

Madoneと悩んでいる方も、お気軽にご相談ください。